LUCAS MUSEUM|山本容子美術館 

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TITLE:【Exhibition】講演会「辻邦生─絵画、そして〈永遠〉」終了しました

October 30.2023

昨日は朝からの慈雨のおかげで、学習院大学の小径も午後の日射しで輝いていました。

28年前の辻邦生さんとの2年と半年間の時の流れは、一緒に制作した2冊の本の思い出と共にたくさんの方々に聞いていただきました。話しながらこんなに濃密な時間だったのかと驚き、胸に迫るものがありました。

彼から送られた6通の手紙を朗読しましたが、あふれるような励ましの言葉に、当時を読みかえしつつエールをいただいていた事を思い出していました。

「花のレクイエム」と「光の大地」という2冊の本は、阪神淡路大震災とオウム事件のただ中で生まれ、それぞれ「雑誌」と「新聞小説」で発表され、その後書籍になりました。1995年1996年を思い出させてくれつつ、辻さんの、時代に対する警鐘も聞こえます。

私の仕事としては、しなやかに本の中に同化してゆく銅版画の制作過程をお伝えしました。学習院大学資料室の皆様にも、お礼を申し上げます。

辻邦生さんを偲んで。 山本容子

両端の女性は当時の秘書たち。白シャツの青年は21歳のアーティスト、現在のスタッフ、桃君。

第二部の辻邦生作「春の戴冠 」の朗読劇をした大学生達。朗々とした声に魅了されました。

講演会場前のエントランスホールで展覧会をしました。楽譜立てを使って軽やかな展示空間になりました。

「光の大地」シリーズで光り輝いていました。「光の大地」本と、新聞の切り抜き。

「花のレクイエム」から、5点の花の銅版画と本。辻邦生さんの肖像画。30年前に銅版画で描きました。

Category: Exhibition
Posted by: lucas

TITLE:【Exhibition】「Au Passage 4人の個展─競馬場のパサージュにて」インタビュー動画

October 28.2023
【Au Passage 4人の個展─競馬場のパサージュにて】
第一弾は、青春時代を京都で過ごした
仲間との展覧会が、始まります。
テーマは「馬」。
土日だけが鑑賞でき、競馬場との
コラボレーションとなっています。
この場所で、このメンバーで、この期間。お楽しみください。
山本容子
■展覧会概要
会場:京都競馬場 ステーションサイド 3階展示コーナー
2023年11月4日・5日・11日・12日・18日・19日・25日・26日
※土日のみ開催(8日間)

Au Passage 4人の個展─競馬場のパサージュにて

来月から始まる京都競馬場での展覧会「Au Passage 4人の個展─競馬場のパサージュにて」の制作インタビュー動画が公開されました。
鏡の国のアリスの制作秘話を、展覧会と合わせてぜひ御覧ください。


https://youtu.be/zilGuGUYdFI?feature=shared

(山本容子のインタビューは動画の8分から)




■展覧会概要
会場:京都競馬場 ステーションサイド 3階展示コーナー
2023年11月4日・5日・11日・12日・18日・19日・25日・26日
※土日のみ開催 (8日間)
9:00 17:00 (詳細はJRAHP参照)
入場・観覧:200円 (12日と19日は500円)
主催:JRA日本中央競馬会 共催:京都市立芸術大学
お問い合わせ:JRA京都競馬場(京都府京都市伏見区葭島渡場島町32)

Category: Exhibition
Posted by: lucas

TITLE:【Event】詩画集『プラテーロとわたし』シネマ朗読コンサート

October 20.2023

MIDLAND CHRISTMAS 2023

【詩画集『プラテーロとわたし』シネマ朗読コンサート】

2023年11月8日(水)19:30〜20:30(開場は19:15から)


 

スペインを代表する詩人フアン・ラモン・ヒメネスによる138編の散文詩「プラテーロとわたし」。この作品にはイタリア生まれの作曲家カステルヌオーヴォ=テデコスが作曲が28曲あります。美しく、優しく、時に強く語りかけるこの作品を日本を代表するメゾソプラノ歌手・波多野睦美さんの朗読と歌でお届けします。
大スクリーンで観る山本容子の画集にスペシャルなクリスマスソングを添えて、素敵な大人の夜をお楽しみいただきます。

 

[歌・朗読/メゾソプラノ]波多野睦美

[ギター]鈴木大介

[銅版画]山本容子

[MC]清里 千聖

 

■会場:名古屋ミッドランドスクエア シネマ

■入場料:一般席 5,000円(税込)プレミアムシート 5,500円(税込)

※売り切れ次第終了 ※指定席

★オリジナルミニ画集ブック付

■参加人数:100名様 ※先着順

■チケットお申し込み
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=48211

当イベントは、急遽変更や中止とさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

Category: Event
Posted by: lucas

TITLE:【Event】講演会「辻邦生─絵画、そして〈永遠〉」

October 20.2023


●講演会[第一部]

辻邦生─絵画、そして〈永遠〉

令和5年10月29日(日)13時30分〜15時00分

講師:山本容子

 

会場:学習院創立百周年記念会館正堂[入場無料]

 

 

是非いらしてください。山本容子

Category: Event
Posted by: lucas

TITLE:【Exhibition】Au Passage 4人の個展─競馬場のパサージュにて

October 01.2023
【Au Passage 4人の個展─競馬場のパサージュにて】
第一弾は、青春時代を京都で過ごした
仲間との展覧会が、始まります。
テーマは「馬」。
土日だけが鑑賞でき、競馬場との
コラボレーションとなっています。
この場所で、このメンバーで、この期間。お楽しみください。
山本容子
■展覧会概要
会場:京都競馬場 ステーションサイド 3階展示コーナー
2023年11月4日・5日・11日・12日・18日・19日・25日・26日
※土日のみ開催(8日間)

Au Passage 4人の個展─競馬場のパサージュにて

青春時代を京都で過ごした仲間との展覧会が始まります。テーマは「馬」。
土日だけが鑑賞でき、競馬場とのコラボレーションともなっています。
この場所で、このメンバーで、この期間。お楽しみください。
山本容子




■展覧会概要
会場:京都競馬場 ステーションサイド 3階展示コーナー
2023年11月4日・5日・11日・12日・18日・19日・25日・26日
※土日のみ開催 (8日間)
9:00 17:00 (詳細はJRAHP参照)
入場・観覧:200円 (12日と19日は500円)
主催:JRA日本中央競馬会 共催:京都市立芸術大学
お問い合わせ:JRA京都競馬場(京都府京都市伏見区葭島渡場島町32)

Category: Exhibition
Posted by: lucas

TITLE:【Others】長野県立美術館 講演会が終了しました。

September 11.2023



長野県立美術館での講演会終了しました。善光寺が、借景でした!皆さん来てくださって有難うございました。

池田満寿夫さんの思い出と、彼の作品を見ながら感想を述べ、版画を始めた頃に暮らした、詩人の富岡多恵子さんの詩を朗読しました。池田満寿夫さんの作品は、いつ見ても動いています。震えています。会期は、まだまだあります。是非ご覧ください。富岡多恵子さん。佐藤陽子さんに、合掌。

池田満寿夫さんが、ニューヨークのMOMAで、展覧会をされた時の壁面の再現をした展示が、ありました。素敵な工夫でした!

私の隣の背の高い青年が、担当学芸員の池田淳史さん。ご苦労様。

 

山本容子

Category: Others
Posted by: lucas

TITLE:【Exhibition】「とびたつときー池田満寿夫とデモクラートの作家」展

September 08.2023



「とびたつときー池田満寿夫とデモクラートの作家」展が9月9日長野県立美術館ではじまります。

私は、9月10日に3回目の講演会をします。
巡回するたびに、デモクラートの作家たちのことをより一層深く知るようになりました。
日本の版画の歴史をもう一度調べてみたくなりました。
そして今回は、大好きな作家、池田満寿夫さんのことを語りたいと思っています。

山本容子

Category: Exhibition
Posted by: lucas

TITLE:【Others】和久傳森の中の家 展覧会が終了しました。

September 06.2023

森の緑色が刻々と変化する季節。6月7日から9月4日までの3ヶ月間、ロバのプラテーロは森の中の家に滞在していました。たくさんの方々との出会いを終えて、次なる土地に旅に出掛けます。

6月18日の絵に囲まれた中でのコンサート。海が近くに感じられたドライブ。そして京丹後から海へと通りぬけた台風にハラハラしました。

皆さまからいただいた感想は、遠方を訪ねて鑑賞した展覧会がとても新鮮だったとの言葉でした。

「出会いに行く」旅程が、旅そのものだったのでしょう。

 

この展覧会をしてほしいとおっしゃった和久傳の桑村綾さんからいただいた励ましに感謝です。お世話になった皆様にありがとうございました。

 

山本容子

Category: Others
Posted by: lucas

TITLE:【Others】Naokis Wake は7/30です

July 28.2023

「Naokis Wake」について

 

柳瀬尚紀さんの訳された「Finnegans Wake」1939フィネガンズ・ウェイク(著:ジェイムズ・ジョイス)という書名は、「フィネガンの通夜=目覚め」と訳せる。(酒好きのフィネガンが、酔っぱらって梯子から転落し昇天する。通夜に棺の中のフィネガンはウィスキーをあやまってかけられて、飲ませろと起き上がる)というアイルランドの俗謡より。
2000 週刊朝日百科 世界の文学66から引用

Naokis Wakeも7/30が柳瀬「尚紀の通夜=目覚め」の日です。彼の著書を読むと彼の言葉に出会えます。

山本容子

Category: Others
Posted by: lucas

TITLE:【Exhibition】プラテーロとわたしたち

June 19.2023

プラテーロとわたしたち

夏の陽射しに包まれた京丹後の和久傳の森は、緑一色の大地と森。キラキラ輝く海、青空には白い雲が浮かび、まるでプラテーロの故郷のスペインのモゲールの丘のようでした。

午後2時からはじまった「プラテーロとわたし」のコンサートは展覧会場の床や階段が座席です。2階の手すりからも来場者が顔をのぞかせていて、牧歌的な音楽空間となり、2階の壁面にずらりと並ぶ私の版画が皆さんを取り囲みながら、大萩康司さんのギター、波多野睦美さんの朗読と歌を聴いているように思えました。ギターはまるでプラテーロであるかのように音を表現します。ゆっくりと歩き、立ち止まり、いななき、熱い息を吹きかけてきます。

また海風として鳴り、樹々を揺らし、子守唄を奏でる。その音に乗って詩の朗読が叙情的に語りかけてきます。ラストは一粒の涙となってこぼれ落ちました。

外の白熱に対する内の陰影、「プラテーロとわたし」を制作している時に感じていた気持ちそのままが音楽になっていました。「詩と音楽と絵」の三位一体。
皆様ご来場下さりありがとうございました。

山本容子 2023.6.18















■展覧会情報
特別展 山本容子銅版画展 詩画集 プラテーロとわたし
日時:2023年6月7日(水)~9月4日(月)
時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:火曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
入館料:一般1,000円 中高生600円 小学生400円
会場:森の中の家 安野光雅館
場所:京都府京丹後市久美浜町谷764 和久傳ノ森 (TEL/FAX 0772-84-9901)

Category: Exhibition
Posted by: lucas
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