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06月の記事一覧

TITLE:【Gallery】Let's go to my gallery 〜詩画集プラテーロとわたし〜

June 30.2020


21 『十一月の田園詩』


©Yoko Yamamoto

たそがれ時、プラテーロは背に松の枝をふわりと積んで野原から戻ってくる。
「規則正しい歩調」「繊細で軽やかな歩調」「謙虚で穏やかなロバ」の神聖な姿を描く。

左のプラテーロ
切り抜き銅版の四つの足の凸凹したカタチで歩調を表現してみる。

右のプラテーロ
額から鼻先へ続くラインが地面へと続いてゆく。
張子人形の首の運動を思い出して、穏やかさを持ったラインで
包まれるプラテーロを描いてみた。

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TITLE:【Gallery】Let's go to my gallery 〜詩画集プラテーロとわたし〜

June 28.2020


20 『カナリアが死んだ』


©Yoko Yamamoto

「黄色いアイリスの萎んだ花びら」のようになって、
銀の鳥籠の中で死んでいたカナリア。
九月のこと。子供たちが世話をしていたカナリア。
満月の夜だ。庭の土に埋めてあげよう。皆で。
カナリアは死んだ。ただそれだけなんだ。
私も死んだ鳥を掌にのせた記憶があります。
でも、あまりの軽さに驚き特別な気持ちになりました。

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TITLE:【Gallery】Let's go to my gallery 〜詩画集プラテーロとわたし〜

June 25.2020


19 『月』


©Yoko Yamamoto

「ゆっくりぼんやりと戻ってきた」プラテーロ。
桶にうつりこんだ星と一緒に二杯も水をのんだあとに。
九月のなまあたたかい香りのする月の下。
月を見上げたプラテーロは耳を片方づつふった。
絵からその固く小さな音が聞こえたらよいのだけれど。

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TITLE:【Others】読売新聞 夕刊 「たしなみ」挿画

June 23.2020

2012年4月から読売新聞夕刊の隔週火曜日に、現代の人間関係のありようや世相を考えるエッセーを集めた「たしなみ」のコーナーの挿画を制作しています。

2020年6月からの作者は星野博美さん(作家・写真家)、恩田侑布子さん(俳人)のお二人です。9年目に入った連載を引き続きお楽しみください。


©Yoko Yamamoto

読売新聞夕刊「たしなみ」挿画、2020年6月23日のテーマは「在宅のマナー」星野博美さんです。

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TITLE:【Gallery】Let's go to my gallery 〜詩画集プラテーロとわたし〜

June 23.2020


18 『日曜日』


©Yoko Yamamoto

町に鐘が鳴る。遠くに次の鐘が鳴る。音は重奏をするけれど
「鐘と鐘の間の静けさ」もあり、そこに「九月の朝の隠れていた姿」がみえる。
スズメバチが飛び回り、蝶は舞っている。
静けさに包まれた時にだけ聴くことができる羽音。
食べるのをやめたプラテーロと読むのを止めたヒメネスが、
ときにみつめあうスローな動き。銅板を葉草雲型に切ってみた。

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June 21.2020


17 『すずめ』


©Yoko Yamamoto

「灰色と白に曇っている。綿でくるまれたような祝日の朝」
「丸い雲が時折小さな滴を降らせる」
まずこのような天候をイメージすること。
そしてそんな空間を「旅するすずめたち」は「楽しげに小粋にまくしたてる」
曇り空のおかげですべての色彩は鮮やかさを増す。
一粒の水滴が捉えたヒメネスとプラテーロは風景に溶け込む。

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June 18.2020


16 『井戸』


©Yoko Yamamoto

この詩の朗読に胸は鷲掴みにされます。
井戸(ポーソ)!と呼びかけてポーソ!という響きを楽しむ。
言葉なのに「ひんやりして深緑色をしている」と言い、
「言葉そのものが回転しながら暗い地面を貫くようだ」と言葉にする。
ヒメネスはプラテーロに
「もしある日わたしがこの井戸に身を投げても自殺ではない。星をすばやくつかまえるためさ」と話す。
無花果の木の下の井戸。静かな迷宮。

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June 16.2020


15 『道端の花』


©Yoko Yamamoto

「純粋な花」を描くこと。
自分の場所でまっすぐにたたずんでいる花。
道端に咲く花のそばを牛、馬、人々が通ってゆく。
「花の命はほんの数日。でもその記憶は永遠に残る」
ありのままの花。
銅板にプラテーロの足を切りぬいてみました。
あらわれたのは純粋なプラテーロ。

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June 14.2020


14 『ロンサール』


©Yoko Yamamoto

楽符の実る木とその木陰で読書するヒメネスとプラテーロ。
ヒメネスの靴と本とプラテーロの耳はイメージの外にちょっと出ています。
こうすることで、二人が一緒にロンサールの詩に集中して浸っている
そのイメージの世界が描けました。
靴と本と耳は現実世界に継がっているからです。
この銅版のカタチは ⑩カナリアが飛んだ の中にすっぽり入りこみます。

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TITLE:【Others】読売新聞 夕刊 「たしなみ」挿画

June 11.2020

2012年4月から読売新聞夕刊の隔週火曜日に、現代の人間関係のありようや世相を考えるエッセーを集めた「たしなみ」のコーナーの挿画を制作しています。

2020年6月からの作者は星野博美さん(作家・写真家)、恩田侑布子さん(俳人)のお二人です。9年目に入った連載を引き続きお楽しみください。

©Yoko Yamamoto

読売新聞夕刊「たしなみ」挿画、2020年6月9日のテーマは「くすくす元気になるマナー」恩田侑布子さんです。

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June 11.2020


13 『結核の娘』


©Yoko Yamamoto

娘を乗せて歩きはじめるプラテーロ。
まず、二人のシルエットを銅版に切りぬいた。
次に、その銅版に娘とプラテーロをエッチングしたが、
歩く速度を表現したかったので、娘は後方に頭をそらし、
プラテーロは少し頭を下げた。
二人は静かに町を横切ってゆく。
二人を包みこむのは町のシルエット。遠くのカタチ。

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June 09.2020


12 『子守娘』


©Yoko Yamamoto

「五月の時はきらめき揺れる」これは波多野さんの訳した言葉。
耳に届くのは「牧草地で動物たちが鳴き交わす声 海からの風がさんざめく音 ユーカリの茂みのざわめき」
こんな中、炭焼き小屋の娘が子守歌を歌う。
大萩康司さんのギターは風の音をかき鳴らす。
CDを聴きながら、眼をつぶってほしい。

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June 07.2020


11 『友情』


©Yoko Yamamoto

ヒメネスとプラテーロの友情は、お互いがお互いを見つめあっている時間の重なりにあります。
ヒメネスの焦点とプラテーロのまなざし。
それらが交差する野原、青い空をイメージしてみる。
見る夢も同じだと信じているほどわたしたちはわかりあっている とヒメネスは書きました。

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June 04.2020


10 『カナリアが飛んだ』


©Yoko Yamamoto

このシリーズでは銅版をさまざまなカタチに切りぬいた。
枝と枝の間の空のような。道のような。
抽象的な空間のようなカタチと、花・動物の足といった具体的なカタチ。
全部が同時に存在する時空間をキャッチしなければと思ったからです。
ここでは真中にプラテーロの空をけっとばした足があり、
その空を飛びつづけていたカナリア、あるいは羽を休めたカナリアがいた時間を描いてみました。

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June 02.2020


9 『四月の田園詩』


©Yoko Yamamoto

プラテーロは子供たちと一緒に山から戻ってきました。
背中には風鈴草をいっぱいのせて。
プラテーロはその黄色い風鈴草をくわえては、青葉色のよだれをみせて食べます。
「四月の午後は移り気」です。雨がふったかと思えば夕陽が沈んでゆくのも見えるのです。
プラテーロの鳴き声が優しくひびくところが描きたかった。

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