山本容子の姫君たち himegimi@heian 出版記念展
©Yoko Yamamoto
堤中納言物語-虫めづる姫

2009年講談社創業100周年企画の書き下ろし100冊のなかの1冊として5月に『山本容子の姫君たち himegimi@heian 』が出版されます。『不思議の国のアリス』をモチーフにした作品を制作したことがきっかけで、アリスという「少女」に興味を持った画家・山本容子が描く7人の少女たち。少女アリスは千年の時を軽々と超えて『更級日記』、『堤中納言物語』、『源氏物語』、『落窪物語』、『とりかえばや物語』、『竹取物語』に出てくる平安時代の姫君たちになり、最後は再び『鏡の国のアリス』の世界に戻ってきます。千年前の幽玄でリアルな世界を、金箔を貼った和紙に銅版画を刷ることで表現しました。山本容子が自身の幼少時代と重ね合わせながら、千年変わらぬ「少女」の魅力を美しい絵と文で綴る展覧会です。


会期・会場:日本橋展 2009年5月27日(水)~6月2日(火) 丸善 日本橋店
        サイン会:5月31日(日)午後3時~4時まで     
        福岡展  2009年6月11日(木)~6月17日(水) 丸善 福岡ビル店
        サイン会:6月13日(土)午後3時~4時まで
        名古屋店 2009年7月30日(木)~8月5日(水) 丸善 名古屋栄店
        サイン会:8月2日(日)午後3時~4時まで
時間    :各店 午前9時30分~午後8時30分

ご多用中恐縮ではございますが、各会場でサイン会も開催いたします。日程ご確認の上、是非この機会にお越しください。